【パンレシピ】~レーズンエキス仕込み~極しっとりちぎりぶどうパン

※当ブログレシピはご家庭でパン作りを楽しんでいただきたくて公開しています。
営利目的での盗用及び模倣はご遠慮下さい。



どうも。こけしです。

今回はレーズンの旨味が凝縮した戻し液で仕込んだ生地を、ねじり成形でしっとりと焼き上げたレーズンづくしのぶどうパンを作りました。

レーズンを浸けた水には、レーズンの旨味がたっぷり!

こけし
こけし

水に浸けるのはレーズンがぷっくりするから!
カラカラのレーズンだと生地の水分が吸われちゃうからね~


この戻し液で生地を仕込むことで、生地にもレーズンのおいしさをギュッと詰め込みました♪

レーズンの優しい甘さがクセになる、ぶどうパン好きさん必見のレシピですよ~

このレシピの動画はコチラ☟




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材料


使う型

スクエア型(21cm)を使用します。


作り方

レシピの全体の流れはコチラ⇩

【パンを焼く日の前日】
(オーバーナイト製法で生地作り)
①ミキシング
②常温で30分~1時間程度置いたら冷蔵庫で一晩置く

【翌日】
①復温
②生地のガス抜きをして4分割し、20分ベンチタイム
③成形して二次発酵(35℃で50分)
④予熱(200℃)
⑤照り用卵を塗る
⑥190℃で12分、180℃で10分焼成
⑦完成


生地づくり(パンを焼く前日)


~今回のレシピをオーバーナイトにした理由~

  • レーズンをたっぷり入れるので発酵がゆっくりになるから
  • イーストが少なくすむので、レーズンの香りや甘さを邪魔しない


こけし
こけし

究極のぶどうパンを作るためのこけしのこだわり~


☆オーバーナイト製法による前日に行う手順

オーバーナイト製法について詳しく知りたい方はコチラ☟


材料
  • 強力粉(ベル・ムーラン) 200g
  • 薄力粉(エクリチュール) 20g
  • バターミルクパウダー 10g(スキムミルクでもOK)
  • はちみつ 20g
  • 塩 4g
  • インスタントドライイースト(赤サフ) 1g
  • 卵黄 15g(残りは牛乳10gと混ぜて照り用へ)
  • 水 130g
  • 無塩バター 15g
  • レーズン 100g

~下準備~

  • レーズンを人肌程度のぬるま湯(分量の水130g)に15分浸ける

  • レーズンの戻し液を5g残し、残りの125gにはちみつと卵黄を混ぜておく
  • バターミルクパウダーをふるう(ダマになりにくい)


1)ボウルに強力粉、薄力粉、バターミルクパウダーを入れて混ぜる。

2)はちみつと卵黄を溶かしたレーズンの戻し液を加え、ボウルの中で混ぜる。

3)ボウルの中でひとかたまりになったら、作業台の上に出す。

4)ボウルで蓋をして20分置いておく(オートリーズ)。


5)5g残しておいたレーズン戻し汁にイーストを混ぜ、生地に加える。

6)ある程度混ざったら塩を加えてこねる。

7)生地にツヤが出て、つるんとまとまってきたら生地を丸く広げる。生地でバターを包み込むように入れてさらにこねる。

8)グルテン膜チェックを行う。
生地を薄く伸ばしてもちぎれず、反対側の指が透けるくらいになったらOK

こけし
こけし

生地がすぐにちぎれてしまう場合はこねが足りてないかも!
叩きごねを繰り返すとすぐにこねあがるよ~


9)生地を広げてレーズンをまんべんなく散らし、4分割する。


10)分割した生地をそのままの向きで重ねる。


11)ひっくり返して、上の生地で下の生地を包み込むイメージで丸める。


12)もう一度生地を広げて4分割し、同様に重ねる。

こけし
こけし

中のレーズンが潰れない程度に広げてね~


13)ひっくり返して、同様に包むように丸める。

14)表面がつっぱるように丸めたらおしりをしっかり閉じ、閉じ目を下にしてボウルに入れる。

15)常温で30分~1時間程度置く。

16)1.5倍くらいに膨らんだらしっかりラップをして乾燥しないようにし、冷蔵庫へ入れる。

こけし
こけし

野菜室がある場合は野菜室に入れよう。
ない場合は、比較的冷えにくい場所に入れてね~




☆パンを焼く当日の手順

生地づくり~ベンチタイム

~下準備~
①復温(生地の温度を戻すこと。室温で30分~1時間放置)を行う。
2倍くらい大きく膨らみ、フィンガーテストをしてOKなら発酵完了。

※生地温度の目安はおおよそ15℃前後です。
(温度計がない場合、上記の時間を目安に復温してください)



※フィンガーテストについてはコチラ☟


1)作業台に生地を取り出し、手で押さえてガスを抜く。

2)4等分にして、丸めなおす。


3)ラップをかけて乾燥しないようにし、20分ベンチタイム。


成形①

~下準備~

・型に油を塗っておく

 

こけし
こけし

スプレー式離型油がオススメ。
バターなどでは塗りにくい溝のある型でも、簡単に塗れるよ!
手間はかかるけど、持ってない方はバターでも大丈夫!


1)生地を縦8m×横10cm程度の楕円形に伸ばす。


2)下1/3を折りたたみ、上1/3を下の生地に少し重なるように折る。


3)真ん中を軽く押して折り目をつけたら、つまむようにして半分にたたむ。

こけし
こけし

表面が張るイメージで閉じてね!
両端は閉じなくて大丈夫よ~


4)軽くコロコロして15cm程度にする。

こけし
こけし

全部の生地をまずここまで成形してね。
そのあとに最初の生地に戻って成形の続き~


成形②


1)両手でwを描くようにコロコロと転がし、30cm程度に伸ばす。


2)生地の両端に両手を添え、それぞれ逆方向にねじる。

こけし
こけし

全体的にねじりが入るように何回かねじねじ~


3)ねじりが戻らないように気を付けながら、両端をまとめて持って生地を持ち上げる。

4)自然に生地がねじれる方向に沿って、生地をねじる。


5)両端をつまんでくっつけたら、頭の向きが交互になるように型にいれる。


二次発酵~焼成

材料
  • 照り用卵 (生地の残りの卵黄に牛乳10gを加える)


1)乾燥しないようにラップをかけて二次発酵を行う。

  • 二次発酵・・・35℃ 50分(☆温度と時間はあくまで目安です)
こけし
こけし

レーズンがたっぷり入ってるから発酵はとてもゆっくりだよ!
ひと回り大きくなって、型から少し出るまで待とう~


2)ハケなどで照り用卵を塗る。

こけし
こけし

塗る前に濾すひと手間で、仕上がりがきれいになるよ~



3)190℃で12分焼いた後、そのまま180℃に下げ10分焼く。

こけし
こけし

レーズンは焦げやすいので注意!
温度を下げるタイミングでアルミホイルを被せるといいよ~


完成☆


ふわふわで美味しそうな焼き色に☆

ねじり成形のぷっくりとした見た目もいい感じです♪

ちぎりパンらしく豪快にちぎっていただきます!

きめの細かいしっとり生地に、レーズンがたっぷり


こけし
こけし

ぶどうパンってシンプルだけど幸せになる味よね~


どこを食べてもレーズンのおいしさが堪能できる、これぞ究極のぶどうパンです

ぜひ作ってみてくださいね~

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
ご参考になれば嬉しいです。
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