【パンレシピ】キノコ型のフランスパン・シャンピニオン

※当ブログレシピはご家庭でパン作りを楽しんでいただきたくて公開しています。
営利目的での盗用及び模倣はご遠慮下さい。


☆レシピリニューアルしました

どうも。こけしです。

今回は、パリッとめくれあがった傘が特徴的なキノコ形のフランスパン『シャンピニオン』を作りました。

いつまでも眺めていたくなるような、とっても特徴的な形のかわいいパン☆
シンプルな材料で味わい深く、カリッとした傘とモチっとした土台の食感が楽しめます。

傘がめくれあがるポイントや、フランスパンらしく気泡たっぷりに仕上げる工夫をつめこんだレシピです♪

こけし
こけし

ちょっと難しそうなビジュアルのパンだけど、扱いやすい配合にしたこのレシピでぜひチャレンジしてみてね~




(景品表示法に基づく表示)本サイトにはPRが含まれる場合があります。

材料(5個分)


こけし
こけし

キノコの傘がキレイにめくりあがるには「霧吹き」が必要!
細かい霧が出る霧吹きを用意しよう。
100円ショップで売っている化粧水用のボトルがオススメ♪


作り方

レシピの全体の流れはコチラ⇩

【パンを焼く日の前日】
(オーバーナイト製法で生地作り)
①ミキシング
②パンチ
③冷蔵庫で一晩寝かせる

【翌日】
①短めの生地の復温
②生地のガス抜きをして分割し、25分ベンチタイム
③成形
④二次発酵(30℃で45~50分)
⑤予熱(250℃)
⑥230℃で15分焼成

生地づくり(パンを焼く前日)

☆オーバーナイト製法による前日に行う手順

オーバーナイト製法について詳しく知りたい方はコチラ☟


1)ボウルに準強力粉と水160gを入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。水は170gのうち、10g残しておく。

2)ボウルにラップをして30分ほど置く。(オートリーズ)


3)オートリーズをしている間に、10g残した水にモルトシロップを溶かす(モルト液)。

4)オートリーズ終了10分前にモルト液にイーストを混ぜ、オートリーズが終わるまで10分間予備発酵しておく。



5)オートリーズが終わった生地に、モルト液を加えて全体に混ざるまで軽く混ぜる。

こけし
こけし

オートリーズするとグルテンが繋がって、こんなふうに伸びるように!

こけし
こけし

カードを使って、折りたたむように混ぜるのがポイント!



6)塩を加え、手でつまむようにもみこむ。その後1分ほど全体をざっくりと混ぜる。



7)ボウルにラップをして30分休ませる。



8)1回目のパンチをする。

パンチの手順
  • 生地を上に伸ばしてたたむ。ボウルを90度ずつ回しながら4方向から行うと1周する(①~④)。
  • 計8回、2周したら、たたんだ面が内側に入るように少しずつ方向を変えながら丸める(⑤~⑧)。


9)ラップをして30分生地を休ませる。

10)2回目のパンチを行う(やり方は1回目と同じ)。生地を丸め、閉じ目を下にしてボウルに入れる。

こけし
こけし

2回目のパンチではこんなふうに薄く膜が張るようになっているはずだよ~


11)ラップをして常温で1時間(1.5倍程度になるまで)置いておく。

12)2重でラップをするなどしっかり乾燥対策をして、冷蔵庫で一晩(10~12時間以上)寝かせる。

こけし
こけし

野菜室がある場合は野菜室に!
ない場合は、比較的冷えにくい場所に入れてね~



☆パンを焼く当日の手順

~下準備~

①生地が2倍くらいに膨らんでいることを確認し、復温を行う。
※生地温度の目安はおおよそ10℃前後です。
(温度計がない場合、下記時間を目安に復温してください)

  • 冬場は20〜30分
  • 夏場だとしない or 10〜15分程度


こけし
こけし

ゆるい生地は少し冷たい方が分割、成形しやすいから復温を短めにするよ。
その代わりベンチタイムと二次発酵を長めにとっていくよ~

生地づくり(パンを焼く当日)~ベンチタイム

☆くっつきやすい生地なので、適宜打ち粉を使いながら作業してください


1)短めの復温をとった後、打ち粉をかけてカードで生地を剥がし、ボウルをひっくり返して台の上に出す。

2)生地を優しく広げて、分割する。

  • 大きい生地:1個75g前後を5つ
  • 小さい生地:1個10g前後を5つ



3)分割した生地を軽く丸める。

こけし
こけし

準強力粉の生地でガスの抜きすぎはNG。
丸めなおすときにガス抜きしたりきれいに丸める必要はないよ~


4)濡れふきんをかけて乾燥しないようにし、25分ベンチタイム。


成形

~下準備~

  • 分量外の水とオリーブオイルを用意する。
  • 天板にクッキングシートをしいておく。


1)5等分にした大きい生地を、閉じ目を上にして置く。手で上から軽くたたいてガス抜きする。



2)生地の端を引っ張って、対角に向かって重ねる(計4回)。続いて角になった部分を引っ張って、同様に重ねる(計4回)。


3)重ねた部分をつまんで閉じ目を閉じ、丸く整える。残りの生地も同様に丸めなおす。



5)10gに分割した生地(小さいほう)を麺棒で丸く薄く伸ばす。

こけし
こけし

きのこのかさになる部分!
5等分にした大きいほうの生地にちょうど被さるくらいの大きさで♪


6)伸ばした生地の縁1cmにオリーブオイルを薄く塗り、真ん中に水をほんの少しだけ塗る。


7)カードで生地をはがすように優しく取り、オリーブオイルを塗った面が下になるようにして、丸めた生地の上にのせる。

こけし
こけし

土台の生地は閉じ目が下に来るようにして、きれいな面に小さい生地を重ねてね!


8)人差し指に粉をつけ、中心部分から台に触れるまでゆっくり押し込む。


二次発酵~焼成


1)成形後の生地に粉を振る。カードで生地を持ち上げ、ひっくり返してかさの部分が下になるようにクッキングシートにのせる。
※パンマットがある場合はパンマットの上にのせて下さい。

こけし
こけし

しっかり粉を振らないと下にかさがくっついてしまうよ!


2)30℃で45~50分置く。成形直後に比べて一回り大きくなればOK。

今回は二次発酵中にラップはしません。
そのかわりに、二次発酵中に2~3回程度霧吹きしましょう。


3)天板を入れて250℃で予熱する。

☆ハードブレッドを美味しく焼くポイント

水蒸気を起こして焼くことがとても大切です。

  • タルトストーンを持っている場合

→耐熱容器にタルトストーンを入れて、一緒に予熱する。焼くときに氷をタルトストーンに乗せ、水蒸気を発生させながら焼く。(火傷には十分注意)

  • 霧吹きをする場合

→焼くときにオーブンの庫内にたっぷり霧吹きする。



4)余熱が完了したら生地をひっくり返し、かさを上にしてクッキングシートに置く。

こけし
こけし

焼くときは温めておいた天板に、生地の乗ったクッキングシートごとすべらせて焼くよ。
天板から天板だと段差があって移動させにくいから、まな板とか厚紙とか平らなものにクッキングシートをしいて生地を置いておくのがオススメ!


5)オーブン内の天板にクッキングシートごと生地を滑らせる。

6)230℃に温度を落とし、15分程度焼く。

こけし
こけし

かさの部分が焦げやすいので、たまにオーブンの窓から様子を見てあげてね!
美味しそうな焼き色がついたら、上からアルミホイルをかけて焦げ防止しよう。


完成☆

まるでキノコ!
なんだか帽子をおしゃれに被っているようにも見えて、とってもかわいいです♪

フランスパンらしく中にはポコポコっと空いた穴が。

しっかり傘がめくれあがっています

このカリッとした傘と、土台のしっとりもちっとした食感がたまりません♪


お味はしっかりフランスパン!
噛めば噛むほど香ばしい小麦の味が楽しめます。

こけし
こけし

最初にかさをそーっとはがして、一口目はカリッと~


オリーブオイルをつけたり、中をくり抜いてシチューを入れたり。

食卓に添えたくなる愛らしい見た目のシャンピニオン。
ぜひ作ってみて下さいね!

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
ご参考になれば嬉しいです。
感想・質問等のコメントもお待ちしております♪


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