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どうも。こけしです。
この具材はどのタイミングで生地に入れるんだろう・・・?
パン作りを何度もされている方なら、誰しも思ったことあるこの疑問!
入れるタイミングを間違えると、
・生地がベタついたり
・生地が膨らまなかったり
・焼成時にこげちゃったり
こんなことが起こってしまいます。
そこでこの記事では、よくパン作りに使われる具材の入れるタイミングをまとめました!
具材を入れるタイミングは大きく分けて3つ
まず、具材を入れる主なタイミング3つとそれぞれのメリットデメリットを見ていきましょう!
タイミング①一次発酵前(生地を捏ねる時に入れる)
具材を生地に練り込む、混ぜ込む、折り込む場合は一次発酵前に入れます。
【メリット】
・具材をまんべんなく混ぜることができる
・生地に具材の味が馴染み美味しくなる
・一目でどんな具材が入っているかわかる
【デメリット】
・溶けやすい具材は体温や生地の温度で溶け、生地に混ざってしまう
・柔らかい具材は混ぜるときに潰れてしまう
・水気のある具は生地をベタつかせ、まとまらなくなってしまう(生地の発酵に影響を与えることがある)
このタイミングで入れる場合、発酵を妨げる可能性があります。
必ず生地が9割こねあがったタイミングでいれてください。
グルテンが既に形成されている状態であれば、具材を入れて生地が少し傷ついてもまたグルテンがくっついてくれます!
タイミング②成形時
具材を生地で包み込む場合は成形時に入れます。
【メリット】
・具材の形をそのままにできる
・生地の発酵に影響しないため作りやすい
【デメリット】
・生地と具材の味が馴染みにくい
タイミング③成形後もしくは焼成前
具材を生地の上にのせる場合は成形後もしくは焼成前に入れます。
【メリット】
・具材をデコレーションとして使える
【デメリット】
・焦げやすい
具材別 入れるタイミング一覧
ではここから、パン作りによく使われる具材についてタイミングをご説明します。
あくまでもこけしがおススメするタイミングです。
パンの種類や仕上がりの雰囲気等でタイミング異なりますが、ここで紹介する入れ方であれば大失敗!!ということは回避できると思います!
クリームチーズ
タイミング②(成形時)
生地に練り込んでさっぱりとした味わいにすることもありますが、基本は②です。
クリームチーズ本来の状態を残したまま仕上げることができます!
ダイスチーズ、シュレッドチーズ
タイミング②(成形時)、または③(成形後もしくは焼成前)
ダイスチーズやシュレッドチーズは溶けやすいので成形時に入れます。
①だと溶けてしまったり、潰れてしまったりして形が無くなってしまいます。
②の他、③で表面をこんがり焼いてもOKですよ!
チョコレート
タイミング②(成形時)、または③(成形後もしくは焼成前)
チョコチップなどのチョコレートは溶けやすい具材代表です!
①で入れるとドロドロに溶けてしまい、生地の発酵にも影響を与えます。
チョコチップの粒感などを残すためにも②で入れてあげましょう。
つぶジャム
タイミング①(一次発酵前)、または②(成形時)
つぶジャムは水分のある生地で包んで使う必要があります。
必ず①か②で入れましょう。
ここでポイント!
表面に出ないようにしっかり包まないと、ジャム化しません!
③で入れるのはNG・・・。
ドライフルーツ
タイミング①(一次発酵前)、または②(成形時)
①は生地全体に混ぜ込むことができます。
ドライフルーツから出る水分と糖分で生地がほんのり甘くなり、美味しくなります。
ただし、具材が潰れやすいことと、ベタつくので多少成形しづらくなる点には注意!
②は、生地に具材を巻き込むパン(シナモンロールや渦巻き食パン等)等で行います。
生地の状態にも影響を与えにくく、具材も潰れにくいです。
パンの安定性やデザインにこだわりたいパンは②がおすすめ!
③はオススメしません。
ドライフルーツは糖分が多く、生地表面に出ていると焦げてしまいます。
ナッツ類
タイミング①(一次発酵前)、②(成形時)、③(成形後もしくは焼成前)
ナッツは①②③全てOKですが、中でも①がオススメです。
①で入れると発酵中にナッツの油分が生地に浸透して、生地の風味や旨味が増します。
また、均一に生地に混ぜられるのも良い点です。
ただし、入れすぎ注意!
少し鋭利な具材なので入れすぎると生地の発酵を妨げてしまいます。
アーモンドスライスやダイス状のナッツを上にトッピングする場合は③になります。
この場合は焦げないように注意してください。
ごま
タイミング①(一次発酵前)、または③(成形後もしくは焼成前)
ごまは基本的に満遍なく生地に混ぜますので、生地全体に混ざる①が良いです。
トッピングとして使うなら③になります。
生地の表面を霧吹きか刷毛で水に濡らすと、ゴマをぴったりくっつけることができますよ!
ハーブ、スパイス
タイミング①(一次発酵前)、または③(成形後もしくは焼成前)
こちらもまんべんなく生地に混ざる①がオススメです。
③のタイミングでトッピングすれば彩りの綺麗なパンになります。
香り豊かな具材なので、①でパン全体に香りを行き渡らせるのが特におすすめ!
コーン、枝豆
タイミング①(一次発酵前)、②(成形時)、③(成形後もしくは焼成前)
コーンパンのように全体に混ぜたい時は①。
柔らかいものなので優しく混ぜてあげましょう。
惣菜パンで②③で入れるパンもあります。
トッピングとして③で入れる場合は焦げやすいので注意が必要です!
コーンや枝豆はキッチンペーパーに広げ、水分をしっかりとって入れましょう!
黒豆、花豆、かのこ
タイミング②(成形時)
潰れやすいため②がオススメ。
しっかり水気を切ったものを優しく包んであげてください。
甘く味付けしてある物が多いので③だと焦げやすく、苦味が出てしまうのであまりおすすめしません。
おわりに
好きな具材を好きなだけ入れられるのが手作りパンのいいところです!
ベストなタイミングで入れて、具材の美味しさを引き立ててさらにパンを美味しくしちゃいましょう♪
こちらに記載した以外の材料も、タイミング別のメリットデメリットをしっかり理解しておくことで応用が効きます。
いろんな具材にチャレンジして、アレンジの幅が広がればパン作りがもっと楽しくなりますよ!
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
ご参考になれば嬉しいです。
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