【パンレシピ】コーヒー生地のクリーム入りお花型ちぎりパン

※当ブログレシピはご家庭でパン作りを楽しんでいただきたくて公開しています。
営利目的での盗用及び模倣はご遠慮下さい。


どうも。こけしです。

今回はほろ苦いコーヒー生地でミルキーなカスタードクリームを包んだ、お花型のかわいいちぎりパンを作りました。

「ちぎりパン焼いてみたけど生焼けに・・・。」ってよくある悩みですよね。
どうしても中心部分は焼けにくくなってしまいます。

さらにクリームを入れたらなおさら・・・

こけし
こけし

生焼けは怖いけど、あのふわふわパンにクリームも入れたい~

このレシピでは、中心部分の生焼けを回避するためひと工夫してみました。
それは、「真ん中の生地を別の型に入れて焼く」です!

こけし
こけし

真ん中の生地を無くせばいいって?
こけしは・・・こけしはどうしてもお花型にしたかったの!!

というわけで、初心者の方でも失敗しにくい工夫をしたレシピになっております。
ぜひ作ってみて下さいね♪

(景品表示法に基づく表示)本サイトにはPRが含まれる場合があります。

材料

中種生地

本捏ね生地

  • 強力粉(はるゆたか100%) 65g
  • 薄力粉(シュクレ) 10g
  • バターミルクパウダー 12g
  • 砂糖 8g
  • インスタントドライイースト(赤サフ) 0.5g
  • 塩 3g
  • 水 35g
  • 牛乳 20g
  • 無塩バター 20g

カスタードクリーム・トッピング

  • 卵黄2個 約40g(1個あたり約20g)
  • 砂糖 35g
  • 薄力粉(シュクレ) 25g
  • 牛乳 160g
  • 練乳 15g
  • バニラエッセンス 少々

使う型

こけし
こけし

真ん中の生地をこのように別の型に入れて焼くよ!

作り方

レシピの全体の流れはコチラ

【パンを焼く日の前日】
・カスタードクリーム作り

・冷蔵中種法で中種生地作り
①ミキシング
②常温で2時間置く
③冷蔵庫で一晩寝かせる

【翌日】
①中種生地の復温(常温で30分~1時間置く)
②中種生地に本捏ね生地の材料を加えてこねる。
③一次発酵(30℃50分)
④ガス抜きをして生地を8分割し、15分ベンチタイム
⑤成形
⑥二次発酵(35℃30~40分)
⑦予熱(190℃)
⑧トッピング
⑨焼成(170℃13分、160℃アルミホイル有で17分)
⑩完成

カスタードクリーム作り(パンを焼く前日)

材料
  • 卵黄2個 約40g(1個あたり約20g)
  • 砂糖 35g
  • 薄力粉(シュクレ) 25g
  • 牛乳 160g
  • 練乳 15g
  • バニラエッセンス 少々

1)ボウルに卵黄を入れて溶きほぐす。砂糖を加え、泡立て器で混ぜ合わせる。

こけし
こけし

しっかり空気を含ませるように混ぜると、あとでダマになりづらくなりますよ

2)薄力粉をふるいながら入れ、さらによく混ぜ合わせる。

3)牛乳を弱火で熱し、沸騰直前まで加熱する。

4)先ほどのボウルに、加熱した牛乳を少しずつ加えて都度よく混ぜ合わせる。

5)中身を小鍋に移し、中火で少しふつふつと沸騰するまで混ぜながら加熱する。ふつふつしてきたら弱火にする。

こけし
こけし

そのうちツヤが出て、とろっとしてきます!
焦がさないように良くかき混ぜてね!

パンに入れるので、あまり水分が多いのはNG。
少し固めに作りましょう!

6)火からおろし、バニラエッセンスと練乳を入れて混ぜる。

7)冷まして翌日まで冷蔵庫で冷やす。

中種生地づくり(パンを焼く前日)

材料
  • 強力粉(はるゆたか100%) 155g
  • 薄力粉(シュクレ) 20g
  • 砂糖 12g
  • インスタントドライイースト(赤サフ) 1.5g
  • 水 90g
  • 牛乳 20g
  • インスタントコーヒー 7g

今回は冷蔵中種法で作っています。
材料の70%量の小麦粉で生地を作り、発酵させたものを「中種」と言います。
中種に残り30%量の小麦粉とその他の材料を加えることで、本捏ね生地を作る製法です。

メリット :老化しにくい、しっとりとしたボリュームのあるパンになる

~下準備~

  • 水に牛乳、インスタントコーヒー、砂糖、イーストを溶かす(仕込み水)
  • 仕込み水の温度を調整する(目安温度☞ 夏場:15~20℃、冬場:30~35℃)

1)ボウルに強力粉、薄力粉、仕込み水を入れる。

2)ボウルの中で5分程度軽くこね、こね終わったら軽く丸める。

こけし
こけし

「生地を折りたたんで上からグッと押す」を繰り返す感じでこねましょう。

表面がツルっとしてなくても大丈夫!こねすぎに注意しましょう~

3)濡れふきんとラップをしっかりかけて乾燥しないようにし、常温で2時間置く。

生地の理想的な温度は25~30℃ですが、きっちりその温度でなくても大丈夫です。
ただし、極端に暑すぎたり、寒すぎたりする温度で作るのは避けましょう。


4)生地が2倍程度になるまで冷蔵庫で置く(目安は10時間程度)

こけし
こけし

野菜室がある場合は野菜室に入れましょう。
ない場合は、比較的冷えにくい場所に入れてくださいね。




☆パンを焼く当日の手順

~下準備~
①復温(生地の温度を戻すこと。室温で30分~1時間放置)を行う。
前日のこねあがった時の大きさより、2倍くらい大きくなっていればOKです。

※生地温度の目安はおおよそ15℃前後です。
(温度計がない場合、上記の時間を目安に復温してください)

生地づくり(パンを焼く当日)~一次発酵

材料
  • 強力粉(はるゆたか100%) 65g
  • 薄力粉(シュクレ) 10g
  • バターミルクパウダー 12g
  • 砂糖 8g
  • インスタントドライイースト(赤サフ) 0.5g
  • 塩 3g
  • 水 35g
  • 牛乳 20g
  • 無塩バター 20g

~下準備~

  • 水に牛乳、砂糖、イーストを溶かす(仕込み水)
  • 仕込み水の温度を調整する(目安温度☞ 夏場:15~20℃、冬場:30~35℃)


1)中種をボウルの中にちぎって入れる。


2)ボウルに強力粉、薄力粉、バターミルクパウダー、塩を入れる。仕込み水をボウルへ入れて混ぜる。

3)ひとまとまりになったところで作業台に生地を出す。ボウルの底についた生地は、カードを使ってしっかり取る。

4)作業台でパンをこねる。

パンのこね方を詳しく知りたい方はコチラの記事を参考にしてください☟


5)生地にツヤが出て、つるんとまとまってきたら生地を丸く広げる。生地でバターを包み込むように入れてさらにこねる。


6)グルテン膜チェックをしてOKなら、こね終了。
  ☆生地を薄く伸ばしてもちぎれず、反対側の指が透けるくらいになったらOK

こけし
こけし

生地がすぐにちぎれてしまう場合はこねが足りていません。
叩きごねを繰り返すとすぐにこねあがりますよ♪


7)こねあがった生地を、表面がつっぱるように丸めておしりをしっかり閉じる。閉じ目を下にしてボウルに入れる。


8)ボウルに濡れふきんをかけ、一次発酵を行う。

  • 一次発酵・・・30℃ 50分(☆温度と時間はあくまで目安です)
  • 大きさが2倍くらいに膨らみ、フィンガーテストをしてOKなら発酵完了

※フィンガーテストがわからない方はコチラ☟

【初心者必見】パン作りがうまくいかない理由はコレかも?パン作りでしてはいけないこと5選!
パン作りがうまくいかない原因はこれかも?パン作りの際に知らないとやってしまいがちだけど、実はNGなことについてまとめました。

生地の分割~ベンチタイム

1)ボウルの中で生地を手のひらで優しく押して、生地のガスを軽く抜く。カードを使ってボウルから生地を取り出し、作業台へ置く。

2)生地を8分割し、表面が張るように丸めて閉じ目はつまむようにしてしっかり閉じる。

こけし
こけし

丸め直し方のポイント!
生地を中心に向かって折りたたみ、その面を下にして置きます。
上から猫手で生地を包み込むように持って、コロコロすると綺麗に丸くなりますよ♪


3)濡れふきんをかけて乾燥しないようにし、15分ベンチタイム。

4)前日に作ったカスタードクリームを8等分に分けておく。

成形~二次発酵

~下準備~

  • ケーキ型とプリン型に油を塗っておく

 ※プリン型は外側にも塗ること

こけし
こけし

スプレー式離型油がオススメです。
バターなどでは塗りにくい溝のある型でも、簡単に塗れます。
手間はかかりますが、持ってない方はバターでもOKです!


1)ベンチタイムが終わった生地をひっくり返して、閉じ目が上にくるように置く。

2)直径10cm程度の円形に広げ、カスタードクリームをのせる。



3)生地の上と下を持ち、少し伸ばすイメージでクリームの上でくっつける。左右も同じようにしてくっつける。

こけし
こけし

風呂敷を包むイメージで!


4)対角線の角どうしを合わせるように中心でくっつける。つなぎ目の部分はつまむようにしてしっかり閉じる。


5)閉じ目を下にして、丸型の壁に沿わして置く。7つの生地はまわりに、1つの生地のみプリン型に入れて中心に置く。


二次発酵~焼成

材料
  • スライスアーモンド 適量
  • パンプキンシード 適量
  • 強力粉 適量

1)濡れふきんをかけて二次発酵を行う。

  • 二次発酵・・・35℃ 30~40分(☆温度と時間はあくまで目安です)
  • 生地がひとまわり膨らんだらOK


2)オーブンを190℃に予熱する。

3)スライスアーモンドとパンプキンシードをトッピングし、強力粉を軽くふる。



4)オーブンを170℃に落とし、13分焼く。

5)そのまま160℃に温度を落とし、アルミホイルを被せて17分程度焼く。

こけし
こけし

焼き時間はあくまで目安です。

クリームの水分量やオーブンの火力によって、同じ時間では生焼けする可能性があります。
焼き上がり時に確認して足りない場合は、5)からさらに3分ずつ程度追加で焼いていき、様子を見て下さいね!

完成☆

お花型にかわいく焼きあがりました
作ってる最中から焼き上がりまでコーヒーがとってもいい香りです♪

①生地の水分を、水:牛乳=4:1に調節したこと
②薄力粉を生地に配合したこと
この2点でちぎりパンのふわふわ感をUPしています!

ちぎるとしっとりふわふわ生地にクリームたっぷり♪

練乳でミルキーに仕上げたカスタードクリームが、ほろ苦いコーヒー生地にピッタリです

かわいくトッピングしたナッツの食感もアクセントになってGood!

小さい子がいるご家庭ではココア生地にアレンジしても美味しそう~

楽しいおやつ時間の主役にぜひ作ってみて下さいね!


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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
ご参考になれば嬉しいです。
感想・質問等のコメントもお待ちしております♪


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