どうも。
シロクマです。
この部屋気に入ってるけど、追い焚き機能がないんだよなぁ・・・
賃貸に住んでいると、こういうことありますよね。
3年ほど前から住んでいるこの部屋も、追い焚き機能がありません。
さすがに冬場は辛いので、当時色々と調べて購入してみたものがあります。
それがこれ。
簡易追い焚き機、その名も「沸かし太郎」です。
工事不要で手軽。
だけどしっかり風呂を温めてくれる優れものです。
追い焚きがなくて困っている方の参考になればと思い、
実際の使用方法や使ってみた感想などをまとめてみました。
沸かし太郎って何?
沸かし太郎は簡易追い焚き機です。
水を張った湯船に入れてスイッチを入れておくと、浸かれる温度まで温めてくれます。
機能と構造
操作はON、OFFと温度調整ダイヤルのみでとてもシンプル。
設定温度は30~45℃まで調節できます。
一度温度が上がればあとはその温度で保温してくれます。
どんどん熱くなってしまう心配はありません。
スイッチから電源コードとヒーターのケーブルがつながっている構造です。
スイッチ部分は防水ではありません。
風呂場の外のコンセントにつなぎ、ヒーター部分のみ風呂場の中へ入れて使用します。
電気代
メーカー説明によると、1日浴槽で保温した場合、電気代は1日あたり約96円程度。
ただし、これはあくまですでに温かいお湯を保温した時の電気代なので、水から温める場合だともう少しかかるかもしれません。
本体価格
大体24,000円~が相場ですね。
うーん・・・。安い買い物ではないなぁ・・・。
我が家では使い続けてもう3年以上経過しますが、故障や機能が弱くなってきたということもなく、しっかり使えています。
仮に3年使用できるとした場合、1年あたり8000円、1か月で700円弱です。
賃貸の場合、追い焚き機能がない分多少お安く家賃設定されているかも?と考えれば、十分価格に見合った機能を発揮してくれていると思います。
実際の使い方
ここからは実際に我が家でどのように使用しているかご紹介します。
あくまで一例としてご参考まで。
設置方法
我が家ではできるだけ簡単に使えるように設置をしました。
幸いコンセントは風呂場のすぐ近くにあったので、電源確保は問題なし。
ちなみにスイッチ~コンセントの長さは2.5m。
当たり前ですが風呂場の近くに電源が全くない!という方は延長コードなりを使用しないと使えないのでご注意を。
スイッチ部分の上部にはちょっとした穴が開いています。
おそらくメーカーさんも、スイッチは壁にかけて使用することを想定しているのでしょう。
ちなみに穴のある部分は3mmほどの厚みがあります。
仮に画鋲で止めようとすると画鋲が浅くしか刺さらず、使用する間に抜けてしまう可能性があります。
ですので、針が長いタイプの画鋲で止めるか、
ひも等を通して設置していただくのが良いと思います。
※画鋲の穴等については自己判断でお願いします。
使いたい時にサッと出せるよう、風呂場の横に突っ張り棒で簡易棚を設置。
その上にヒーター部分を置いています。
ちなみに下の黒いゴム製の土台はセットでついてきます。
リアルに大活躍なので沸かし太郎も年季が入っていますが気にしないでください(笑)
このように設置しておくと日常的に動かすのはヒーター部分のみになります。
溢れる生活感・・・。
全然オシャレじゃないけどこれがとても便利なのです。
使うときはヒーターを浴槽の中にこんな感じで入れます。
スイッチとヒーターをつなぐコードは3mあるので、よっぽど広いお風呂でなければ問題なく使用できます。
ヒーターをそのまま入れていたら若干浴槽の底の塗装が薄くなった気がするので、下に100均で買ったプラスチックのすのこ(?)を敷いて使っています。
ヒーター全体が浸かるまで水を入れたらスイッチを入れることができます。
ヒーターが浸かってない状態でスイッチを入れると警告音が鳴りスイッチも入らないため安全です。
お湯が温まるまでの時間
室温や水の温度、量で代わると思いますが、浴槽半分くらいの量の水なら5~6時間でしっかり40℃以上まで温まってくれます。
水の状態でお昼ごろに沸かし始め、夕食前後には入れる、といった感じですね。
たっぷりのお湯に浸かりたい!という方でも午前中に沸かし始めれば夜には問題なく入れると思います。
沸かし太郎のメリットとデメリット
使い続けて感じるメリットとデメリットです。
- 簡易だがしっかり温まり、湯が冷めにくい
普通にお湯を張るよりも、お湯が断然冷めにくいです。
時間をかけて浴槽ごと温めるので、冷たい浴槽にお湯を張るよりも長時間温かさが続きます。
- コンパクトで手入れの手間もない
他にも簡易追い焚き機はありますが、デザイン的に沸かし太郎はかなりコンパクトです。
単純な構造なので洗い流しやすく、そもそもあまり汚れません。
- 使用中は風呂のドアが閉まらない
簡易追い焚き機は風呂場の外から電源を取る必要があるためドアを閉めることができません。
これは沸かし太郎だけでなく、他の簡易追い焚き機も同様です。
基本的に浸かる直前まで温めておいて浸かる時は外に出します。
- 入浴剤の使用はオススメできない
メーカーによると、水以外の成分が含まれていると樹脂部分やヒーターに影響を及ぼす可能性があるとのことです。
再度沸かしなおす場合は、入浴剤の使用は控えたほうが良いかもしれません。
※我が家では入浴剤を使用していますが、機能的には今のところ問題はありません。
ですが、使用は自己責任でお願いします!
- コードの取り扱いに注意が必要
購入する際に見た口コミで、ヒーターに接続しているコードの部分が断線して故障した、というのがありました。
確かにヒーター部分は一番出し入れで動かす部分なので、取り扱いには注意が必要そうです。
気を付けて使用しているので、今のところ故障は一度もありません。
オススメできる人・できない人
一人暮らし~3人家族の人には本当にオススメです。
お湯自体はとても冷めにくいので、人が入った後にすぐに入れば十分に温かいお湯に浸かることが出来ます。
また、多少冷めてしまっても20分程度沸かしなおせば温かくなります。
ですので、お風呂に入る人数が少ない家庭であればストレスもなく使用できると思います。
逆に4人以上の家族の方だと沸かしなおさずに入ることは無理だと思うので、簡易追い焚き機はあまり使い勝手が良くないかもしれません。
使用するのであれば、入る時間を大きくズラすなどの工夫が必要ですね。
まとめ
以上が沸かし太郎を使ってきた感想です。
デメリットもありますし、もちろん元から追い焚き機能が付いている風呂のほうがいいのは当然です。
ですが、賃貸の場合だと後付け工事もできません。
こんなに簡単に使用できて、体の芯から温まるお湯に浸かれるのは本当にありがたいです。
始めて使った時にお湯が熱々で感動したのを覚えています・・・!
購入する際、使い方や長く使っている方の感想があまり見つからず悩んだ記憶があるので、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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